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3にゃんずとドタバタ

3にゃんずとドタバタ

2008年 3Q

7月
土曜の夜恒例のレイトショー鑑賞。7月は3本。
『幸せになるための27のドレス』
『奇跡のシンフォニー』
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』


『幸せになるための27のドレス 27 DRESSES 』。
私は、グレイス・アナトミーは見たことがないので、この女優さんを知らなかったのですが、お年の割にはなかなか美しくて、魅力的。

幼い頃から結婚披露宴に心を奪われて、ウェディング・パーティのプロのようになってしまって、それでもやっぱり本当は自分が主役になりたい、と陰ではいじいじ思っていたり。思い切り女性向けのストーリーですが、話自体は面白かったです。

「魔法に掛けられて」の今一つぱっとしないプリンスが、この作品では良い役につけたようで、よかったです(←なんだそれ)。
こういう作品を観ると、最近の自分の生活ではドキドキすることがなかったり、胸がキュンとするような切ないこともないし、だから食欲ばかり増進して、結果ぶくぶくな暮らしぶりなんだなー、と、そういいう点からも自己反省を促すような気持ちで劇場を後にしました。
あーん、若いヒトのような素敵な感想が述べられない自分がもうイヤ!


『奇跡のシンフォニー AUGUST RUSH 』

これまた、原題と邦題が全く異なる作品で、観る前はタイトルが何を表しているか全くわからなかたけど、鑑賞するとなるほど、なるほど。
主役は、チャーリーとチョコレート工場のあの少年。
子役って、成長していくと何となく「可愛い」から「ちょっと嫌かな」に印象が変わってしまう子もいて、子役から俳優をやっている子って、成長期にどう変わっていくかがKeyだなあ、と常々思っていて、しかも彼・フレディ・ハイモア君はかなりお気に入りなので、変な風に変わっていかないとっけれど、、、、という肝煎りで見守っています。

この作品は、まあOKでした。脚本がちょっと単純過ぎて、ストーリーを認められない意見もよく聞くけれど、まあ予定調和という前提で楽しめばいいかな。
こういう純愛もの、オバサンになってもやっぱり好きかも。


三連休なので日曜の夜も レイトショー鑑賞。
ようやく少しは隣が離れた席で観られるかな?と期待しつつの『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL 』。

前作も前々作も観てないので、これまでのストーリーの把握はゼロ。それでも充分楽しめる、という周囲の話で、まあ夏枯れの時期でもありますし、ということでようやく観たこの大作は----
確かにさすが御大のご両人が手がけただけあって、飽きずに最後まで楽しめるように作ってありますね。
でもあり得ない!の連続でやはり若くないワタクシには無理ある内容ですわ。
ハムナプトラと同じ疲れ方をして劇場を出ました、とさ。



8月

土曜の夜恒例のレイトショー鑑賞。8月は3本
『クライマーズ・ハイ』
『ハプニング』
『ダークナイト』
CATVで『リーピング』、映画『ロッキー』シリーズ
キアヌ様の新作含め、機内で往復で5本鑑賞



大好きなヒラリー・スワンクが主演しているというので、昨年、劇場公開時に観たかったのに見逃していた作品『リーピング THE REAPING 』がスター・チャンネルでやっていたので録画しておいて、鑑賞しました。

ヒラリー・スワンクだけでなく、チャーリーとチョコレート工場のバイオレットちゃんもイナゴ少女(この言い方やだな)として出演しているし、プロットも、S・キングのような印象が予告編でしていたし、ということで、楽しみにしていたのですけど、すぐに公開が終わってしまった理由がわかるような気がしました。

冒頭の南米での事例とか、それを学会で発表しているシーンとか、最初は重厚感あって、後半が楽しみ~という展開なんだけれど。
少女が悪魔なのか神の使いなのかの表現がわかりづらかったり、クロージングをどうしていいか、
作り手自体がわかららなくなっているのかな?と思わせるような粗い感じになっちゃっていたり、なんとなく、観終わった後の満足感がなくて、うーん、これではヒットは確かに難しかったなー。などと同情したくなっちゃいました。ちょっともったいない。


今週はTVドラマでも扱われた『クライマーズ・ハイ 』。
飛行機に乗ることが多い身ゆえ、いろんな思いが頭を駆け巡りながら2時間40分という長い作品の世界に入っていた。
原作を知らない。が、何となく少し不完全燃焼気味で、原作者が原作で語りたかったメッセージと、映画ってどれくらい合致していて、どれくらい違った作品になったのかな?という思いを抱いた。
仕事に熱くなれる姿勢は、正直羨ましいとも思えた。


ナイト・シャマラン監督の新作『ハプニング THE HAPPENING 』。
予告編がシックでぐっと来たものですから、「今回はOKなのか?そうなのか?」と期待しちゃうワタクシ。果たして、繰り広げられる景色とか映像が綺麗で、それだけでもなんとなく、ま、いいかな。としてしまいがちな甘いワタクシ。
ホラーって、一くくりにしがちだけど、いろんなジャンルがありますね。
それがオバケ系なのか宇宙人系なのか、それとも凶悪犯系なのかサイコ系なのか。
で、今回は(以下ネタバレ?)
「その対象が何なのか、最後まで明かされなで終わる。
結局、そのハプニングは突然終わって主人公の夫婦は生き残るけど、パリだかどこかヨーロッパの地で、突然それは起こる。まるで続編でもあるかのような、このハプニングは解決していないよ、というメッセージだけが観ている我々に残される。」
完成度はちょっと?だけど、レディ・イン・ザ・ウォーターよりも内容は濃いし、脚本も練られているので、今回は合格だ!
といいながら、結局この人の作品、毎回観に行っちゃう、懲りない人間なのだなあ。


『ダークナイト THE DARK KNIGHT 』。
結果として、あのヒース・レジャーの遺作となってしまったという作品。
彼がこのような演技をしていたいということも圧巻で驚き。
アメ・コミ原作のヒーローものって、どうしてこうも哀愁が漂い、せつない空気が流れているんだろう?
旦那に誘われ観たものの、『バッドマン・ビギニング』に続き、またまた、ちょっと心にキュンとくるものを感じつつ、劇場を後にしてしまった。
あり得ないような設定も、「まあアメコミ原作だからね」という理由で妙に許してしまう自分がいたりして、なんでしょう?いい男が出ていると評価が相変わらず甘いねりねりでした。
これじゃおすぎ師匠と変わらない?テヘ( -_・)σ


映画『ロッキー』シリーズ

地元のCATVのスター・チャンネルで、先々月だったか、映画『ロッキー』シリーズを一挙に放送していたので、全作品、録画しておいたものを、ちまちまと見て全て観終わった。
あまりにも有名で、当時一世を風靡したこの作品。
しかしワタクシ、今までろくにこのシリーズをじっくり見たことがなく、にもかかわらず、『ロッキー・ザ・ファイナル』が公開された際、映画館で観たら、それまでのストーリーをほぼ知らなくても熟年の哀愁とかそういうロマンに結構ぐっときてしまい、何となくシリーズの最初から見たいなー、と思っていたので、このチャンスを逃すな!とばかり、録り貯めたのでした。

で、1とか2は、さすが大ヒットしただけあって、見ごたえありますね~
特に2のテーマ曲『Eye of the Tiger』は、映画を見てない私でさえ、当時アメリカのヒット曲にはまっていて、とにかく聴きまくっていたので、ああ、本当に懐かしい思いと、作品の内容に相まって、見ていて盛り上がるじゃない。

で、巷の感想のように、確かにシリーズが3・4と進んで行くうちに無理のあるストーリー、内容は破綻しているのだろうけど、それはそれで、今「ファイナル」を知ってから見るとなるほど話は続いているし、5で結局、破産してその後細々とイタリアン・レストランを経営している、、、という展開には無理がなく、「The Final」を作ったのは良かったのではないかな。
失敗ではなかったと思えたのでした。

それにしても、ソビエトの軍人ボクサーとの対決なんて、時代を反映しているなー、とつくづく感じましたね。
フィラデルフィアの下町の早朝の画が素敵で、今見ても充分鑑賞の価値がある作品だと思いました。


キアヌ様の新作含め、機内で往復で5本鑑賞

「ペネロピ PENELOPE」
ペネロピに、ファインディング・ニモのニモのような勇気をもらいました。
親の心配をよそに、本人は障害があっても何でも元気に素直に生きていく。
周囲はそんなこと、あんまり気にしないよ。
もちろん、実社会には差別とか傷つくことが待ち受けているけれど、前向きに生きて行きたいな♪と思わせてくれる作品。


「アフタースクール」
旦那ドンが休日でもワタシが出張の時に一人で観て、案外よかったとうるさかったので、これはチャンスと思い観てみました。なるほど、良く出来ているな。私もまんまと騙された。脚本がヒネってあって、それが薄っぺらくなかった感じ。常盤貴子はいい役者さんですね。


「ベガスの恋に勝つルール WHAT HAPPENS IN VEGAS」
これも劇場でどうしようかなー、と迷っているうちに終わってしまった作品。
機内で観てちょうどよかったかも。彼を演じていた俳優が私好みでなかったため、その分、減点だな(スミマセン)。
こういうの観ても、ちょっと距離ができてしまう、最近オバサンの感覚に入ってしまったワタクシが悲しい。


「カンフー・パンダ KUNG FU PANDA」
これもですね、アニメでも評判が高かったので気になってのですわ。
さすがDream Works作品、よくできてますねえ。甥っ子は思いっきり作品に入り込んでましたわ。Dream Worksの作るアニメは、ディズニーと対比して斜に構えたようなものも多くて、これがまた良いな。


「 フェイクシティ ある男のルール Street Kings  」
一番気に入ったのは、先行上映されていたキアヌ様の新作『Street Kings』。
内容は、私の大好きな『L.A.コンフィデンシャル 』のような警察内部モノ。
公開前なので多くは語りませんが、いやあ、やはりキアヌ様、格好良いです。

All Cinema Onlineでも、まだTopic の部分にしか登場していないのだけど、日本で公開しますよね?全米では今年(2008年)の4月に公開されたらしいのだけど、興行成績はあまりよくなかったのかな。でも、日本で公開されたら、絶対に観に行っちゃう。本日はキアヌ・バカですみません。


9月

土曜の夜恒例のレイトショー鑑賞。9月は3本。
『幸せの1ページ』
『デトロイト・メタル・シティ』
『次郎長三国志』


スター・チャンネルで『主人公は僕だった STRANGER THAN FICTION 』を観ました。
予告編を何度も劇場で観ていて興味津々だったので、スター・チャンネルでやる予定と知り、チェックしていました。
ウィル・フェレルが主人公だというので、コメディーだと思っていたのに、意外や意外、シリアスチックでハートウォーミングなものでした。
頭の中で聞こえる女性の声に、このストーリーで行くと、自分は死んでしまう??というところで話は盛り上がって行って、さあ、最後は・・・???
ということで、どんなるのだろうと心配しつつ話は進んで行き、、、

なるほどね。うーん、でも思っていたような作品じゃなかったな。
大物が出ているので、そういう点では見ごたえがあります。



イメトレのための『ローマの休日』『リプリー』

締め切りが明けた作家さんのように本日はちょっと嬉しい正真正銘のお休み。
ま、夜にちょっとだけ仕事はしたけどね。

それでイタリア旅行のイメージ・トレーニングとして、あまりにも有名な映画『ローマの休日』を観ました。自宅に2本組みの高い頃買ったDVDがあるのです。今まで風景なんて、注目して見たことがなかったけど、へえ、ここがあそこねえ。なんて言いながら楽しみましたわ。
で、話のほうの感想を一つ。最後の終わり方で、グレゴリー・ペックは王女が退席したあと、一人会場をあとにするシーン。
日本の安っぽいテレビドラマだったり最近の映画では、ここで王女が一度戻ってきて二人で抱き合って、、、みたいな演出しちゃうんだろーなー、と、相変わらず斜めから見た意見が頭をよぎっちゃう、素直じゃないねりねりでした。

でもさ、それって、逆にこの作品がそんな安っぽい映画ではなく、重厚に終わっていくことの証明だったりするのよね。今見ても感動するし、若い人が新しくファンになっちゃうのも充分すぎるほど納得できる映画だなあ。


同じく、イタリア旅行の予習&イメージ・トレーニングのため、私が大好きな作品「リプリー」を見ました。
これはアラン・ドロンの「太陽がいっぱい」のリメイク版で、ジュード・ロウ、マット・デイモン、フィリップ・シーモア・ホフマン、グィネス・パルトロー、ケイト・ブランシェットなど今からしたら大物がこんなに出演していて、イタリアの風景が美しくて、そして登場するこれら若者らが生き生き描かれていて、これまで一人で何度も見ている1本なんです。

名古屋の単身赴任時代、一人で夜中に何度もこの美しい風景を見ながら、眠りについたりしたなあ。。。なんて、そういう思い出もよぎりながら、あらためてじっくりと鑑賞しちゃいました。

この作品は、ローマだけじゃなく、サン・レモ音楽祭だのヴェネチアだの、イタリアのいろんな都市が描かれているのです。そして、ジュード・ロウが金持ちの遊び人ボンボン役を本当に美しく、光り輝くように演じていて、私の中ではマット・デイモンの映画というよりもジュード・ロウ様の作品とうい位置づけなんだにゃん。
独特の世界観がたまらない。やっぱりこの作品、大好き。


出張先で映画『チェブラーシカ』
本日、祝日だけど14時から2時間ほど、名古屋で仕事がありました。
休日なのに、自宅を出たのは10時ですよ。晴れていて、気候もよく気持ちはどうしても休みモード。嫌々自宅を出たけれど、仕事をこなすと、やっぱり来てよかったなと思えるんです。いつもいつも「自宅を出るという行為」が嫌みたい(笑)
それにしても、先週の3連休も仕事だったし本当に休みがほとんどないです!!

さて、16時過ぎには解放されるため、かねてから狙っていた映画『チェブラーシカ CHEBYPAWKA 』、名古屋でドンピシャだったので、ついに観ましたよー。場所は今池、名古屋シネマテーク。今池というと、かつて単身赴任で住処を探している時、地元のお客様に「今池とかあのあたりは女の人が一人で住むのはやめておいたほうがいいですよー」などと脅かされたあそこかーー。

立地からして、そして劇場の公式サイトの手作りっぽさからして、そして劇場の他の上映作品などからして、おそらく今時のシネコンとは一番遠い位置にある単館上映系の裏寂れた劇場なんだろうなあ、と、予想はしていましたが、すごいすごい。こういうところで観たのは、錦糸町が今みたいに小洒落た町になる前の頃?ストリップ劇場みたいな並びにあって、恐る恐る、場所を見つけました。

そして劇場は、たぶん定員50名くらい。椅子が、前2列は寝台列車のような感じの、手作りの布カバー??通路の脇に折りたたみの増席?エアコンはオーナーさんがつけたり消したりの手作業。いいです!激しく良い!!!!こういう昭和の匂い、ワタクシ大好きです。

そんな裏寂れた劇場で見る、哀愁感漂いまくりのチェブラーシカ。
今回、これまでの3作品に+1作品のデジタル・リマスター版らしいのです。
4作品入ったDVDが出たら、買っちゃうかも。ワニのゲーナもチェブも大好き。ハマりまくりましたよ。

ポストカード・セット、つい買っちゃいました。夜までどうしよう、と思っていたのですが、思い切って、今池に繰り出して大正解!!とてもディープな半休日でした。



土曜の夜恒例のレイトショー鑑賞。9月は3本。

『幸せの1ページ NIM'S ISLAND 』。
ジョディ・フォスターが引き篭もりの冒険作家で、孤島からの少女のSOSに奮起して、勇気を振り絞って島までの旅に出る、というお話。
なんともメルヘンチック、と思っていたら、児童向けの本が原作なんですってね。なるほど!
いけない大人は、孤島で発電はまだしも、ネットはどうやってつなぐんじゃい?とか、いろいろ有り得ない設定に心で突っ込みを入れながら観てしまったのですが、そうか、童話なんだな。
リトル・ミス・サンシャインの女の子が孤島のニムちゃんとして登場してました。彼女、笑わない顔も可愛いなあ。
予定調和ばりばりの作品なので、親子で見るにはよいかもです。


夫婦50割引で鑑賞する作品なのか?
という点は突っ込まずにいただきたい『デトロイト・メタル・シティ 』。
予告編でぶっと吹き、周囲の感想で何だか評判良く、え、観ちゃおうかな?と思い始め、ついに観ちゃいましたよ。
まあ、おバカ映画です。すっきりしますし、ホンワカするシーンもあります。
気分転換、ストレス発散にはグーでした。松山ケンイチ、いいですねー。あと大好きな松雪泰子も壊れていました。こんな役、引き受ける彼女がますます好き♪



公開初日の『次郎長三国志 』。
痛快娯楽活劇ということで、津川雅彦が監督マキノ雅彦としてメガホンを取ったと、PRのためテレビにゲリラ出演しているし、話題性もあるので見てみました。
確かに面白い、スピード感ある!?だけどですね、何ですかね。最近どうしてヒネクレた感想ばかり持ってしまうんでしょうかね。
「あのー。ぶっちゃけ、お蝶が旅についていかなきゃ万事ことが上手く運んで、とっとと甲州のヤクザさんをやっちまえたんじゃないのかなあ。
女のクセについて入っちゃったりするから、話がややこしくなっちゃってるだけのような気がするんですけど?」
あ、でもそれがなかったら、話にならないのか。そのくだりがあるから、脚本が成り立つわけね。うーん、複雑。





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